日本の山から住まいを想う
「地元の木が一番です」という言葉の使い方
今、愛知県にて施工している現場があり(後日掲載します)その帰り道に良く手入れされた杉林があったので写真を撮りました。樹齢は70年ぐらいかと思いますが、思わずシャッターをきりました。樹はやはり手入れをしてあげないと美しい林にはなりませんね。
「木を見て森を見ず」という言葉があります。大切なのは言葉だけで
「地元の木が一番です」と言う人もたくさんいますが、商売用語として使ってほしくない言葉ですね。
よほどの方でないと地元の杉なのか、他県の杉なのかを区別できる人はおりません。やはりすべてはバランスです。
杉も桧も本当に素晴らしく、私個人としても日本のいろんな木を見てきて、今後日本はたくさんの木が育ち、そして「日本の木の家」としてもう一度山を見直し、木を見直し、環境を見直し、個々それぞれの人が木と言う素晴らしい生命力にあふれた家に住まうことに価値を見いだし「終のすみか」として選んでいただけるのかなと思います。
そのためにもがんばっていきたいと思います。
その日のために